地震大国の日本において耐震性を確保
家の耐震性のお話です。地震大国の日本の地震事情ですが、定期的に大型の地震が起こってますよね。今では地域も関係なく突然やってきます。
↓阪神淡路大震災当時の写真
この地域に限らず今では南海トラフの巨大地震が発生すると言われております。
最大級の南海トラフ巨大地震がひとたび発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7の地震が発生する恐れがあり、隣接する周辺地域の広範囲では震度6強から6弱にまでなると想定されています。
南海トラフ地震いつ、くるの??
政府の地震調査員会が2020年1月24日時点のものとして公表した資料によりますと、マグニチュード8~9クラスの地震の30年以内の発生確率は70~80%であるとされていました。しかし、直近の2022年1月13日には40年以内の発生確率は90%に引き上げられ、かなりの高い確率で地震が巨大地震が起こることを想定しました。
家づくりに携わる当社としましても、この地震に備えた家づくりが重要だと考えております。
家の耐震性をしっかり確保しましょう
家にいる時に起きる可能性も踏まえると、やはり家の耐震性は高めておきたいものです。ニッカのいえでは、木造2階建て、平屋関わらず全棟構造計算を行い耐震等級3を確保しています。耐震等級は、地震に対する構造躯体の倒壊・崩壊等のしにくさを表示した等級となり、等級3は、耐震等級1の1.5倍の地震力に耐えられるだけの性能・耐震強度水準です。一度大きな地震を受けてもダメージが少ないため、地震後も住み続けられ、大きな余震が来ても、より安全です。災害時の救護活動・災害復興の拠点となる消防署・警察署は、多くが耐震等級3で建設されています。震度7の揺れが、立て続けに2回起こった熊本地震では、1度目は耐えたが2度目の地震で倒壊した住宅も多数あった中、等級3の住宅は2度の震度7に耐えていたことが、専門家の調査によって明らかになっています。
家づくりをする上で、耐震等級3は確保していきたいものですね。